すっかり大人気になった人狼ジャッジメント。動画配信も日々そこかしこで行われ楽しい駆け引きが繰り広げられています。
しかしですね、僕は不満がある。
それはほとんどの配信が9~13人程度の中規模部屋でやってるってことだ。
もちろんそれも面白い!面白いんだがーー僕は大人数部屋の戦い、もっと言えば最大の20人部屋でのアツい心理戦が見たいんじゃ!!
そんなわけなので20人部屋をプレイする人が一人でも増えるよう、その魅力について簡単に書きます。
最大人数、最多情報量で脳みそを焼け!
人狼は話し合いで進行するゲームである。
市民も人狼も狐やサンタも同じテーブルに付き議論を交わす。
少人数ならお茶を飲みながらでもこなせましょう。
ところが20人ともなるとね、もう無茶苦茶。
COを把握するのも一苦労だ。
そんな中、各陣営勝利のためにアクションを起こさなければならないのだからたまったもんじゃない。
心理戦だけでなく情報処理能力まで要求される究極の脳みそ酷使バトルがここにある。下手な脳トレをするよりよっぽど頭を使っている実感を得れるだろう。
聖徳太子は10人の話を同時に聞き分けたと言われているが、我々はこのゲームに挑むことで偉人を超えるスキルを習得できるのかもしれない。
個性溢れる部屋で役職を味わいつくせ!
え、そんなにあったっけ?と思われるかもしれないがあるったらある!
公式にもちゃんと書いてある。
実感としてそんなに多く思えない理由の一つは部屋の人数によっては採用できる役職が制限されてしまうというのがあるだろう。
まあ猫やサイコを踏んだだけで勝敗が決まってしまうような人数なら運ゲーになってしまうのでゲーム性を保つためには仕方のない面はある。
でもせっかくこんなにたくさん用意してくれてるんだぜ?
どうせなら最大人数役職だらけで派手にやろうじゃないか!
大味になりそうに思うかもしれないが、能力持ちが一人入るだけで駆け引きは深みを増し広がりを見せるのが人狼ジャッジメントだ。
『黒猫』がいるだけで安易に怪しいやつを吊れなくなり、そこに『暗殺者』が加わるとあからさまな動きは取れなくなる。
『独裁者』や『藁人形』がいれば嘘の黒出しのリスクが増し、人数有利でも安易にPPできない緊張感が生まれる。
個別の役職だけでもこれだけのアクセントだ。それが20の枠に自由に配置できるのだから作り手の好みで全く別の駆け引きを楽しめる部屋になる。
恋人猫又サイコを採用した謎死多発部屋や市民より人狼サイドの方が多い逆部屋だったりと、探せばいくらでもキワモノが見つかるのも面白い。
マンネリとは無縁のフリースタイルの頭脳バトルを存分に楽しめるぞ。
まとめ
1試合が長くて最初に死んだら次のゲームまで待ち時間が長いことや20人もいれば変なやつが混じる確率も上がるなどネガティブな面は大いにある。
それがどうした!20人部屋は面白い!!
役職の採用できる自由度、その多さから簡単に予測できない展開。
多少の不運があっても駆け引きや戦略で巻き返せる頭脳戦としての奥深さ。
その見応えエンターテイメントっぷりは少人数部屋とは比べものにならないレベルにハイだ!
まだ20人部屋をプレイしたことのない人は騙されたと思って一度プレイしてみてほしい。きっと人狼ジャッジメントをもっと楽しめるようになるよ。