人狼ジャッジメントは犬や猫も話し合いの場に参加することを拒まれない優しい世界だ。しかし、わら人形。生き物ですらない。
と思うがそうではないらしい。公式説明によると1人では死ねない呪いのかかった人間とのことだ。なぜそれをわら人形と呼ぶのか……。新たな疑問はわくが自分はここで考えるのをやめた。たぶん公式もそこまで考えてない。
▼キミに決めた!(道連れ)
さて、その理解しがたい設定に反してわかりやすく白い役職である。
能力の道連れ、『自分が死亡した時に指定した1人を殺す』は突然死以外のすべての死で演出付きで発動する。当然その際全員に誰がわら人形か知れ渡るので乗っ取りは不可能。騙りや対抗も出にくい(出てもいいとこ道連れにされる)ので吊り対象に選ばれてもcoで回避できることが多い。
しかし簡単に白くはなれるが勝利に貢献できるかというとまた別の話で、判断しだいでは一気に市民を不利にさせることもある難しい役でもある。
死んだら自動で処理してくれる猫又とは違い、わら人形は自分の判断で道連れを選ばなければならない。
この指名が重い。
わかりやすい人狼サイドがいてくれたらいいが、そうでない時のプレッシャーと孤独感はガチだ。間違って市民サイドの重要役職を連れていった日には墓で土下座待機せねばなるまい。
いつ死んでもいいように常に心中相手は見繕っておくのがわら人形の基本だ。怠るとパニックになるから心しておけ。
悲しいけど、これ人狼なのよね
人狼サイドからすれば触れずに勝てればそれに越したことはないが終盤まで残られるとものすごくやっかいな役職でもある。吊りでも道連れを指定できるので場合によっては猫又よりも始末が悪い。なので序盤のまだ推理する材料がない運ゲー状態で噛んでしまうのは悪くない。
また推理を上手く誘導して市民を道連れにさせれば爆アドになるのでチャンスがあれば狙ってハメろ。わら人形は泣くことになるが、まあこれはそういうゲームだ。むしろこれが醍醐味!全力で罠にかけるのが礼儀というものだ。
つよすぎワラ
正直わら人形は相当強い。しかし明確な役割があるわけでもないのも事実。部屋に入れられる時はコンセプトの外のにぎやかし要員の一つという立場がほとんどなのが悲しい。
単体での推理力、判断力が問われる上級者向けの役職だと思うが流行することはあるのだろうか。わら人形をメインに据えた20人部屋を誰かが考案してついでに普及さしてくれることを願う。