だむだむ畑

いろいろ植えてます。

Dead or schoolをすこれ!

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なんだか売れてる3人で作ったゲーム

毎日どんどこ新作ゲームがリリースされるこのご時世。供給過多の中プレイするものを取捨選択するというユーザーからすれば贅沢、開発側からすれば競争の激しい環境にあって、時折口コミ・レビューから火がついたにしては爆速過ぎるセールスを記録するものが現れる。このDead or schoolはその内の一つだ。

 

求心力となった要素はいくつもあるのだろうが、特にプッシュされていたのがたったの3人で作ったゲームというところだ。

評判は上々である。しかしそれは果たして正当な評価なのだろうか?

“3人で作ったにしては”面白いという下駄を履かせていないだろうか?

 

僕は自らの目で確かめるべくsteamで購入してプレイすることにした。

ジャンルは『ハクスラアクションRPG』とのこと。ハクスラという言葉はhack(切り刻む)とslash(叩き斬る)を組み合わせたものらしい。物騒な。

 

さて、舞台は地上を腐敗生物というゾンビっぽいのに制圧され、人類は地下世界に逃げ何十年も経った世界。壁や天井のない世界を夢見る少女達が地上へ近づいたところ、

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 腐敗生物のみなさんが待ち構えていました。

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 絶体絶命の女の子たち。このピンチに、

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パンチ(貫通)からの投げ。さらには顔面への跳び膝蹴りという大立ち回り。無事みんなを助けたのが主人公のヒサコちゃん。

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その後色々とあり、お祖母ちゃんから地上の楽園である学校の話を聞き、制服をもらいテンションぶち上がって「ヒサコ学校に行く!!」という流れで物語は始まる。

ちなみに地下の村長という役職につくお母さんが言うには地上の話をするのはタブーで背いたものには禁固一週間の罰を与えなければならないらしいが特に処罰を受けたような描写はない。身内には甘々である。

プレイレポート

それなりにプレイしてみた結果、Dead or schoolは非常に問題のあるゲームだということが判明したので報告する。なお個人の主観によるものなので非難の類はごめん被る。

問題点1、エロい

 本編が始まり最初のイベント絵がこちらである。

※こちらには参考となる画像を用意しておりましたが、アダルトコンテンツと見なされ大御所に怒られたので健全なサイトである当ブログはこれを消去しました。ようはそれぐらいエロいのだ。イメージで保管していただきたい。

 露骨にエロい。

 うっかりゲーム配信していたならBANされても不思議ではないがこれは製作者からの挨拶のようなものである。本編を進めていくと次々と差し込まれるハレンチなCGに困惑するだろう。ヒサコちゃんも義務を果たせといわんばかりにアニメーションさせられる。

 

3人で作ったと聞いてカツカツの仕事内容を想像していたが、この力の入れようを見るに余裕がある現場なのかもしれない。ともあれ、こんなのが頻繁に表示されては集中したプレイが出来ぬというものだ。硬派でストイックなゲーマー諸君は憤っていることだろう。

問題点2.難しい

難易度ノーマルでプレイした感想だがザコ戦でも余裕で死ねる難易度である。覚えゲー要素の高い2Dアクションで何を大袈裟なことを・・・と思われるかもしれないが、パターン化できていたとしても躱しきれないのがこのゲームだ。まず今作の敵は基本物量で攻めてくる。

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触るだけでダメージを受ける敵、倒すと自爆する敵、距離をとるともの凄いスピードで襲ってくる敵。序盤から多種の敵が同時に攻撃を仕掛けてくるので避けきれなくて死ぬ。ステージも複雑で落下に気を付けながら戦っていると情報処理が追いつかなくて死ぬ。というかボスが強すぎて普通に死ぬ。

一応RPG要素のおかげでレベルを上げれば楽にはなるのだが、適正(だと思われる)レベルでの進行を狙うとあまりのハードさにリアル体がストレスで死ぬ。

 

仕方なく難易度をイージーにしてプレイしてみたがそれでも十分歯ごたえがある内容である。ファミコンの『忍者龍剣伝』ぐらい難しい。とにかくお気楽にやってなんとかなるゲームではない。やるなら心してガチれ。

問題点3.長い

2Dアクションはサクサク進めればすぐに終わるイメージがあるのだが、このゲームは恐ろしく長い。メインストーリーだけでもしっかりキャラクター間で掛け合いがあり十分過ぎるボリュームなのだが、サブストーリーや『お土産』というコレクション要素も用意されており、全部を触ろうとすると時間がどんどん溶けていく。

 

また育成要素があるのだが、これがかなりエグい仕様なので凝り性の方は注意してもらいたい。終わりが見えない戦いが始まる・・・。

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 △武器のアビリティは付け替えることができるが新しく付与されるものはランダムなので狙ったものを付けるためには改造マラソンが必要。

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△武器種ごとに装着できるアタッチメントも理想の組み合わせを追求すればキリがない。

 ついついやり込んでしまうゲーマー心理に付け込み貴重な時間を奪いさる。悪魔のようなゲームである。

結論:3人でこんなゲームを作ってしまったのが一番問題

その他、細かいところに拘りがありそれを見るだけでも楽しい。装備した武器によって立ち絵が変わることやスキルツリーが黒板になっているなど演出面でもそうだが、個人的には『お土産』を入手する際のステージギミックを使ったちょっとしたパズルが好き。毎回変化があって面倒くさいと思いながらも楽しめる作りが嬉しい。

 

しかしこんなゲームを3人で作れてしかもしっかり売れているというのはゲーム業界的に色々ハードルが上がりそうな話ではある。

ともあれ、1,500円というリーズナブルさを考慮しなくても上出来なゲームなのでアクションが好きなら買って損はないだろう。PS4やswitch版も発売されるらしいのでPC持ってない人はそっちを待ちましょう。

 

トレイラー https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=45rgYLjqMbI